その足、ブラブラしていませんか?

お子さんがピアノを弾いているとき、

足元を見たことがありますか?

楽譜を頑張って読んで、

鍵盤を一生懸命見て、

指もちゃんと動かしている。

でも、よく見ると……

椅子の下で、小さな足がブラブラ。

実はこれ、小さなお子さんのピアノではぜひ気にしていただきたいポイントです。

「まだ身体が小さいから仕方ない」

「そのうち身長が伸びれば床に届くから」

と思われるかもしれません。

でも、小さい今だからこそ、

足がきちんと支えられる環境をつくってあげること

はとても大切です。

足が床に届かない子には「小さな床」をつくってあげましょう

ピアノは手で弾く楽器です。

ですから、

「指がちゃんと動けばいいのでは?」

と思いますよね。

でも、試しに大人の私たちが、

足のつかない高い椅子に座って何か作業をしてみたらどうでしょう。

なんとなく落ち着かない。

身体が安定しない。

無意識にどこかで身体を支えようとする。

そんな感覚があると思います。

子どもも同じです。

足がブラブラしたままでは、身体の支えをつくりにくくなります。

そこで、

小さな足にも「床」をつくってあげる。

その役割をしてくれるのが足台です。

足元が安定すると、演奏する身体も安定しやすくなる

足台は

ただ「足を置くだけの台」

ではありません。

足をしっかりおけると足元に支えを作ることができます。

足元が安定すると、身体も安定させやすくなる。

身体が安定すれば、手や腕も使いやすくなる。

さらに、空間に広がるピアノの音が客観的によく聴けるようになる。

このように、

ピアノは指だけでなく、身体全体で弾く楽器ですから、

弾く子どもにとっては、

演奏する身体を足元から支えるための大切な道具

となるのです。

「今のこの子」に必要な環境を考える

「集中して!」と言う前に見てほしいこと

レッスンをしていると、

身体をモゾモゾ動かしたり、

なかなか同じ姿勢でいられなかったりする小さなお子さんもいます。

そんなとき、

「ちゃんと座って」

「落ち着いて」

「集中して」

と言いたくなることもあるかもしれません。

でも、その前に、

この子が安心して身体を支えられる状態になっているかな?

ということも見てあげましょう。

子どもの行動だけを直そうとするのではなく、

まずは環境を見る。

これはピアノのレッスンでも、とても大切な視点だと思っています。

子どもと大人では身体を取り巻く条件が違う

大人はピアノの椅子に座れば、普通に床へ足が届きます。

でも、小さな子どもには届きません。

つまり、

同じピアノを弾いていても、大人と子どもでは身体を取り巻く条件が違う

のです。

ピアノを始めた最初の時期に、大人と同じ条件のもと、

「ピアノを弾くとき、自分の身体をどう支え、どう使っていくのか」

という経験を少しずつ積み重ねていくことは、

演奏するときの正しい姿勢を体得することに繋がる近道です。

ですから、

「今のこの子の身体に何が必要かな?」

と考え、

子どもの成長に合わせて、環境を整えてあげることが重要になります。

足台も、そのための一つの道具なのです。

「弾けた!」のその先へ

ピアノを始めたばかりの頃は、

右手で弾けた。

左手でも弾けた。

両手で弾けた。

一曲最後まで弾けた。

そんな一つ一つの「できた!」が、とても嬉しいものです。

でも、ピアノの楽しさは、その先にもあります。

もっときれいな音を出したい。

もっとやさしく弾いてみたい。

ここは元気いっぱいに弾きたい。

この曲を、自分らしく弾いてみたい。

そのように、

「音を出す」から「音楽を表現する」へ、

自然と成長していきます。

そのときに必要になるのは、指だけではありません。

耳も身体もくまなく使って音楽を表現していくためにも、

まずは身体を支えられる環境をつくってあげましょう。

今日、ぜひお子さんの「足元」を見てみてください

いつもは、

楽譜を見ているかな?

間違えずに弾けているかな?

指は動いているかな?

と見ているかもしれません。

今日はちょっと視点を変えて、

足元を見てみませんか?

足がブラブラしていないかな。

無理に足を伸ばしていないかな。

安心して足を置ける場所があるかな。

ほんの少し環境を見直すことで、

お子さんがもっと自然にピアノと向き合えるようになるかもしれません。

子どもに合わせた環境をつくることも「音楽教育」

良い楽器を用意すること。

良い先生に出会うこと。

良い教材を選ぶこと。

もちろん、どれも大切です。

でも、それと同じように、

目の前のお子さんが、今どんな身体でピアノに向かっているのかを見ること

がとても大切です。

まだ足が床に届かない。

それは「できないこと」ではありません。

今、その子に必要な環境を整えてあげるタイミングだということ。

足台という小さな道具にも、

お子さんがこれから音楽を楽しみ、表現していくための大切な役割があります。

ピアノを弾く手だけではなく、

その手を支えている身体へ。

そして、その身体を支えている足元へ。

お子さんの成長を、そんなところからも見守ってみてください。

秋の体験レッスン受付中です♪

秋の体験レッスン受付中|藤沢市辻堂のなぎさ音楽教室

体験のお申し込みはこちら

体験レッスン開催中!LINE登録で特典あり
体験レッスン予約24時間LINE受付